こんにちは。LINE Notifyの開発をしている長谷部です。 先日のblogで、コマンドラインからLINE Notifyを利用してLINEにメッセージを送信する方法についてご紹介しました。この度、LINE NotifyのAPIに画像アップロード機能とsticker送信機能が追加されましたのでご紹介します。 Sticker送信機能 先日のblogで、Jenkinsのビルド結果をLINE Notifyで通知する例を紹介しました。 そのときに、失敗時にムーンが小馬鹿にしてくる画像を送信したわけですが、ブログを書いているときに我々は気づいてしまったのです。 「…Sticker、送れるようにすれば良いのでは?」、と。 Stickerが送れると、LINEらしさもあって良さそうです。というわけで、Sticker送信機能を追加しました。 コマンドラインからStickerを送信する curlコマンドを利用してstickerを送信してみます。 $ curl -X POST https://notify-api.line.me/api/notify -H 'Authorization: Bearer YOUR_PERSONAL_ACCESS_TOKEN' -F 'message=test' -F 'stickerPackageId=1' -F 'stickerId=113' といった具合に、Stickerが送信できるようになりました。 ※送信できるStickerは、documentにも記載してありますがMessaging APIと同じものになっています。 画像アップロード機能 これまでは、LINE Notifyで画像を送信する為には画像をURLで指定する必要があったため、なんらかの方法で画像をpublicサーバーに置く必要があり、少々面倒くささがありました。 LINE Notifyはユーザーのみなさんが手軽に使えることを第一に考えています。 なので、画像アップロード機能を追加することによってユーザーのみなさんが簡単に画像を送信できるようにしました。 Privateなネットワークにあるサーバーからも手軽に画像を送信する事が可能になります! 対応している画像形式やアップロード可能な回数等といった詳しい仕様は、documentをご覧ください。 コマンドラインから画像をアップロードする curlコマンドを利用して画像を送信してみます。画像はmultipart/form-dataで送信します。 $ curl -X POST https://notify-api.line.me/api/notify -H 'Authorization: Bearer YOUR_PERSONAL_ACCESS_TOKEN' \ -F 'message=test' \ -F 'imageFile=@/PATH/TO/IMAGE/cony.jpg' といった具合に、画像をアップロードして送信することができるようになりました。 せっかくですので、他にも画像アップロード機能に関してもう少しだけ実用的(?)な例を紹介したいと思います。 Raspberry Piを利用して、動体検知監視カメラbotを作る 自宅のネットワーク内に設置したRaspberry Piから、MotionというOSSを利用して手軽に動体検知監視カメラbotを作る例をご紹介します。 用意するもの Hardware Raspberry Pi 3 Raspberry Pi camera module v2 OS RASPBIAN Jessie Lite 2016-09-23 手軽に手に入る小型サーバーとして、Raspberry Piと公式のカメラモジュールを利用します。OSは10/25現在で最新のRaspbianを利用しています。 設定 ネットワーク設定等、標準的な設定についてはそれぞれの環境に合わせて行ってください。Motionでカメラモジュールを利用するために、カメラの有効化とkernel moduleの読み込みを行います。 # カメラを利用できるようにカメラモジュールを有効化 $ sudo raspi-config # V4l2経由でカメラモジュールを扱えるようにkernel module読み込み $ sudo modprobe bcm2835-v4l2 $ echo "bcm2835-v4l2" | sudo tee -a /etc/modules Motion本体は、apt-getでinstallします。 $ sudo apt-get install motion # daemonとして起動したときに書き込めるようにownerを修正 (…)
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